【楽譜(金管8重奏)】ディエス・イレ 小泉貴久作曲

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作曲:小泉貴久(Takahisa Koizumi)

演奏時間:約5分
グレード:5

楽器編成:
Trumpet 1
Trumpet 2
Trumpet 3
Horn 1
Horn 2
Trombone
Euphonium
Tuba

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【楽曲について】

通常、Dies irae(ディエス・イレ)とはミサの中のセクエンツィアとして歌われるものである。今日では、死者のためのミサ「レクイエム」の中に使われることが多くみられ、当然歌詞もある。またグレゴリオ聖歌の旋律などの引用もしばしば行われており、完全な宗教音楽である。しかしここでの Dies irae(怒りの日)とは、現代社会の中でやりきれない憤りを感じる出来事があまりにも多すぎることへの「怒り」を文字どおり表現したもので、宗教的思想や死者を弔う意味はない。曲は「激しい怒り」と「静かなる怒り」を対比させた序奏部に続き3つの部分から成っているが、それぞれモチーフやリズムなどを共有しており全体で「カオス」のようなものを形成しているとも言える。技法的には全音音階を多用し和声的に行き着く場所のないまま終結をむかえる。(小泉貴久)

2003年、金沢リングブラスによる委嘱作品。同年10月13日の同団演奏会(金沢市アートホール)にて初演。




【作曲者について】

小泉貴久 - Takahisa Koizumi

東京都出身。10歳の時よりトランペットを始める。東京音楽大学トランペット科卒業。

1989年、東京文化会館新進音楽家推薦音楽会に出演。1990年8月より韓国コリアン・シンフォニー・オーケストラに入団。帰国後、フリートランペット奏者としてオーケストラやアンサンブルなどで演奏活動を行っている。

他に作曲・編曲活動も行っており、代表作として「Concertino for Premier Brass」(金管8重奏) 「Four Phases」(トランペット12重奏)「奇蹟の志士による6つのエピソード」(吹奏楽)「気・剣・体の一致」(無伴奏オーボエ)等がある。

また、編曲作品では、Vivid Brass Tokyoのための「ローマの祭り」と「バレエ組曲ガイーヌ」がCDとして発売されているほか、オーケストラ、アンサンブル、吹奏楽など多岐にわたる。

現在、Vivid Brass Tokyo、Brass Concept、トランペットアンサンブル「パツラー」各メンバー、石川県トランペットソサエティ専属アレンジャー。